ジモット人 INTERVIEW

ジモトを愛する方々にインタビューしました!

vol.17| ビルドアート 代表取締役 丸山源太さん

ボランティア活動のきっかけは地域への恩返し
やればやるほど達成感や喜びが感じられる
ビルドアート 代表取締役 丸山源太さん

神奈川県伊勢原市に本社・ショールームがある株式会社ビルドアートは、外壁や屋根の塗装、リフォームなどを手がけています。その代表の丸山源太さんは、本業の傍らで、塗装業者が集まるボランティア団体「塗魂ペインターズ」に10年以上前から参加、新型コロナウイルス感染症により非常事態宣言が出された際には地域のためにいち早く動き出すなど、地元のために積極的に活動されています。

 

神奈川県のほぼ中央に位置する伊勢原市の魅力


― ビルドアートのある伊勢原市のおすすめスポットから教えてください。

歴史ある大山、阿夫利神社はぜひ行っていただきたいです。最近は海外からの旅行者も増えているようですね。食べる楽しみや登る楽しみも味わえて、家族や友人、同僚など、誰と行っても1日しっかり堪能できると思います。僕も会社のメンバーと1年に1回は登っています。


― 伊勢原は県内有数の梨の産地でもあるそうですね。

そうですね、梨は有名です。市内にはたくさんの直売所があるので「幸水」や「豊水」「新水」など品種の違う梨を食べ比べてみてください。地元では「私は毎年、◯◯さんの梨を買う」と決めていらっしゃる方も多いようですね。それくらい農家さんによる違いもあるようなので、お気に入りの農家さんを見つけて毎年の楽しみにしていただくのも良いと思います。

 

仕事とは違った達成感を味わえるボランティア活動


― 丸山さんは、地域活動、ボランティア活動に以前から取り組まれていたそうですね。
そのきっかけを教えてください。

元々興味があって、塗装業者のボランティア団体「塗魂ペインターズ」には10年以上前から参加しています。塗装業者による社会貢献を目的としていて、例えば予算が下りにくい孤児院や養護学校に行って、きれいに塗装することで施設そのものや街を明るくしていくような活動をしています。
塗装業というとゴリゴリの男社会、無骨なイメージがあるかもしれませんが……、僕を含めいろいろな経験をした人が多いんだと思うんです、その反省というか恩返しというか……。ただ、実際に活動をしてみると、やればやるほど楽しい。それに塗装はすごく単純で、作業の後にはきれいになるんですよ。だから「よかった」「ありがとう」とみんなに思っていただけるので、よいことをしたと実感できるのが励みになるんですよね。

→【魂で未来(あす)を塗る施工点団体 塗魂ペインターズ】


― 地域や社会にとってよいことをして、それを感謝される。やり甲斐のある活動ですね。

そうなんです。僕の子どもや家族、社員にも順番に参加してもらっているんですが、感想を聞くと「やってよかった」と言ってくれます。活動を通して、考える力や行動力が身について自分自身の成長を感じられることも多い。それに、地域社会との接点が持てて、仕事とは違う達成感が味わえるんですよね。その結果、会社も良くなっていると思います。 ボランティア活動というと縁のない方もいらっしゃるかもしれませんが、僕が巻き込み型なので周囲の人にも体験してもらいたいという思いがあって。青年会議所にも参加しているので、その活動を一緒にしてもらうこともあります。伊勢原は中小企業が多く、僕たちのような若い世代が引っ張っていくことで街の発展につながっていくと思っています。


― 伊勢原青年会議所ではどのような活動をされていますか?

数年前になりますが、伊勢原駅周辺でシャッターアート体験をしてもらうイベントをしたことがありました。大山詣り・納め太刀という伊勢原市に伝わる江戸時代の一大イベントのイラストに色付けをしてもらうというものです。当社では塗料を提供して、下書きと仕上げを担当させていただきました。地元の伝統文化の継承のために、大山に登るだけでなく「何か残せるものを」という企画で、公募したところ約40人もの子どもたちが集まってくれました。


― コロナ禍にもいち早く動き出されたと聞きました。

2020年に緊急事態宣言が出た頃は、お客さまのところへ行くことができなかったので仕事ができない状況でしたから。「こんなときだからこそ!」と地元でできることはないかと、青年会議所のメンバーの野口さん(トヨタモビリティ神奈川 伊勢原店)に相談したところ、学童保育施設は休館することができず困っていることがわかって。ビルメンテナンス業をしているサミット工業の久本さんと一緒に、僕の本業である塗装業の知識や経験を活かして施設の壁や床、ドアノブなどを中心に、抗菌効果の高い光触媒のコーティング剤を塗布して回りました。当初は伊勢原市だけの予定だったのですが、「うちにも来てほしい」という声があり、平塚、秦野にも足を伸ばし、最終的には10箇所くらい行きました。 日頃の青年会議所の活動のおかげで、ちょっとした思いつきを相談できる人がいて、それを実行に移すための準備があっと言う間にできて、アイデアをスピーディーに実現できた事例でした。

 

地元が盛り上がることをJIMOTTOとともに


― 今後、JIMOTTOが一緒にできそうなことはありますか?

例えばマルシェとか、地域が盛り上がることをやりたいですね。その結果、地元の企業に還元できるような……。個人や小さな組織だとやりたいことがあってもできないことが多いので、そのまとめ役をJIMOTTOさんがしてくれたら、みんな参加しやすいんじゃないですかね。


― ジモティビティで、先ほどうかがったシャッターアート体験も楽しそうです。

「一緒にやろう」と言ってくださればいつでも! シャッターにペイントするという経験はなかなかできるものではないですし、毎年、いろんなところでできたら楽しいかもしれませんね。 伊勢原駅周辺でのイベントは2019年のことだったんですが、今もその絵が残っていて、どなたでもご覧になれます。こういう体験が地元のことを考えるきっかけになったり、それがゆくゆくは郷土愛につながっていく気がします。最近は、どこの商店街も寂れていると聞きますし、街を明るくするイベントは良いですよね。それに伊勢原市は自然が豊かなエリアですから、そうした強みを活かしたイベントも考えてみたいです。

 

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『株式会社ビルドアート』