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〈 湘南 〉

地元で人気の、ツルッと喉ごしのいい手打ち蕎麦を召し上がれ!『紅がら』

湘南の海岸線 国道134号線のほど近く、茅ヶ崎市と藤沢市のちょうど市境に、風情漂う古民家造りのお蕎麦屋さん『紅がら』があります。

元々の古民家を改築したのではなく、昭和53年の創業時に初代店主のこだわりで建てられた建物。
『紅がら』という店名は、さび止めに塗料の“べにがら”を使用したことから“いつまでも錆びない味”という店主の想いが込められているそうです!

入口を入ってすぐの場所にある待合室も、風情がありますね〜。随所にこだわりが感じられ、お客様をおもてなす気配りがされています。

店内に入ると、蕎麦を打っているところがガラス越しに見られるようになっていました。
ガラス窓にはおすすめの単品料理のお品書きがあり、左側にはズラッと並んだお酒の数々!お酒の〆にお蕎麦を食べるという昔ながらの風習から、お酒のメニューやおつまみメニューも充実していましたよ。

蕎麦職人さんが、その日に使用するお蕎麦を朝から丁寧に仕込んでいます。打ったお蕎麦はその日のうちに使い切ってしまうそうです。お蕎麦を打つ、無駄のないなめらかな動き!思わず見入ってしまいます…!

一回の蕎麦打ちで、25〜30人前のお蕎麦ができるのだそう。大晦日はさらに大忙しで、前日の夜からずっとお蕎麦を打ち続けるほど忙しいそうです!“年越し蕎麦は『紅がら』で”と決めている地元の方も多いようで、地元で大人気の老舗蕎麦屋さんということがよくわかりますね。

さてさて、自慢のお蕎麦をいただきましょう!

平日ランチ(11:00〜15:00)限定の看板メニュー「紅がら弁当」
“あれ?お蕎麦がない…?”と思った方、ご安心ください!ご飯と煮物などのおかずが盛られているこの器は、お重のようになっていて、上段を持ち上げると…

じゃーん!と、お蕎麦の登場です!
ご飯もあり、お蕎麦もあり、天ぷらや煮物もあり、ボリューム満点!!お腹いっぱいの幸せ気分が味わえる、贅沢なランチですね。

続いて、定番の「天ざる」
ツルっとのど越しの良い手打ち蕎麦に、つけつゆは濃いめの関東風のつゆ。天ぷらは5種(えび、きす、ピーマン、なす、かぼちゃ)と、盛りだくさん!揚げたてサクサク、お蕎麦屋さんでいただく天ぷらは格別に美味しいですよね〜

デザートもいただきました♪
一瞬“バニラアイス?”と思ってしまいますが、いえいえ、こちらは「蕎麦アイス」です!
ちょこんと乗った蕎麦ボーロがかわいい♪アイスの下には粒あんが隠れているんですよ〜!一口食べるとお蕎麦の風味が豊かで、粒あんと一緒に食べたり、蕎麦ボーロと一緒に食べたり、味の変化が楽しめますよ。

お店に伺ったのは夏の暑い時期だったので、さっぱりといただける夏季限定メニューもありました。

「冷やしえび天おろしそば」
湘南らしさを取り入れた具材は、えび天、シラス、卵焼き、かまぼこ、生麩、きゅうり、しそ!直接つゆを回しかけて食べても良し、つけ蕎麦のように少しずつつゆにつけて食べても良し。お好みの食べ方でどうぞ!

こちらも夏季限定メニューの「大原女(おはらめ)冷やし白玉じるこ」
こしあんたっぷりの冷たいデザート。もちもちの白玉がこしあんによくからむ〜♪あんこがお好きな方はぜひ召し上がっていただきたい!別皿で付いてくる、塩気のしその実もいい仕事してます◎

『紅がら』では、夏に限らず季節のメニューを豊富に取り入れていらっしゃるそうです。常連のお客様を飽きさせないのも魅力のひとつですね!

昨年からの需要の増加を受けて、お持ち帰りメニューも充実しています!
ぶっかけとろろざる、ぶっかけお楽しみざるや天重、うな重などご飯ものもお持ち帰り可能です。お店の美味しい味がお家でも食べられるのは嬉しい限りですよね!

『紅がら』は、初代店主の奥様が後を継ぎ、現在ではお孫さん夫婦も一緒に、ご家族でお店を営んでいる温かみのあるお蕎麦屋さんです。辻堂海岸や辻堂海浜公園からも近い場所にありますので、たくさん遊んだ後は、“お蕎麦でツルッと腹ごしらえ”なんてのもいいですね♪

〒253-0032
神奈川県茅ヶ崎市常盤町6−25
JR「辻堂駅」よりバス「辻堂団地西」下車、徒歩3分
0467-86-3746
11:00〜20:30
木曜定休、毎月第4水曜休
あり
https://www.benigara.com/

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