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〈 川崎 〉

ほのかな辛味と爽やかな香り。『木下農園』で栽培する、川崎生まれの燃焼系やさい「香辛子」!

川崎生まれの新たな名産品「香辛子」を栽培されているということを伺って、川崎市麻生区の『木下農園』へお邪魔しました!

畑を訪れたのは11月末。すでに霜もおりて栽培は最終期。
「香辛子」は、カプサイシンの辛さが1/1000の物質カプシエイトを開発する途中で、大手メーカーが作り出したハーブペッパー。さわやかな香りが特徴的で、その香りのよさに“ぜひ研究所のある川崎の名産に!”と2019年4月より試験栽培が始まっています。

まだ3回目の栽培。生産方法が確立されておらず、肥料をはじめ気をつけなければいけないことが多いそうです。

一つ割って口に入れると、ちょっとした辛味と瑞々しさ、そして口の中に広がるさわやかな香り。これで半日は口の中がハッピーな香りです♪

香辛子には、インフィニティ系 赤(果実大きめ香りは柑橘系)、インフィニティ系 橙(果実小さめ香りは柑橘系)、ブートジョロキア系(香りはリンゴに近い)の3種類があります。カプシエイトがたっぷり含まれているため、辛くはないのに食べてしばらくすると体が中の方からポカポカしてきます。まさに燃焼系を実感しました…!

冬の間は収穫できないので、生の香辛子が食べられるのは次の8月からになります。

この記事を読んで残念に思っていたあなた!
香辛子には乾燥させたものもありますし、今、川崎の街ではあちらこちらのお店で香辛子を使ったものが提供されているんですよ!詳しくは、「香辛子」HPをご覧ください♪

毎週月・水・金曜日の13時から開いている、木下農園の直売所へもお邪魔しました!

新鮮なお野菜がずらりと並ぶ直売所には、次から次へとお客様がご来店。直接、生産者から新鮮野菜がお安く購入できることは、とてもありがたい家計の強い味方ですね。

川崎市内にはこのような直売所(有人・無人)がかなり多いそうで、県内でも一番じゃないかということです。
このスタイルを始めてから約30年経つそうですが、昔から大人気!この日も、オープン時は山積みだったお野菜が、少し時間が経つだけでだいぶ品薄状態に。ご来店におすすめなのは、オープンする13時ですよ!
木下農園のお野菜だけでなく、川崎市内で農家を営んでいる方々の丹精込めて作ったお野菜も一緒に販売されています。直売所は少し奥まったところにあるので、のぼりを目印に行ってみて下さい!

最後に、取材にご協力いただきました『木下農園』の園主 木下様!
また夏からおいしい香辛子をいただけることを楽しみにしています!

〒215-0003
神奈川県川崎市麻生区高石1丁目7−3−4
小田急小田原線「百合ヶ丘駅」より徒歩約6分
13:00〜
火・木・土・日曜定休
https://www.instagram.com/kinoshitanouen/

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