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〈 湘南 〉

藤沢にある里山の自然を五感で感じる『藤沢えびね・やまゆり園』

江の島や湘南の青い海がクローズアップされる藤沢市ですが、海から少し離れると、豊かな里山の自然と畑ののどかな風景が広がっていることをご存知でしょうか?
今回は、今も残る里山の風景を堪能できる『藤沢えびね・やまゆり園』をご紹介します!

藤沢市 遠藤にある『藤沢えびね・やまゆり園』は、『NPO法人里地里山景観と農業の再生プロジェクト』が農家の方の所有の山林を利用し、3年間の準備期間を経てオープンした園。『NPO法人里地里山景観と農業の再生プロジェクト』は、藤沢市遠藤地区で地域に残されている緑の魅力を守り豊かな地域社会を築いていくために2011年に発足された『遠藤の景観と農業を考える会』の活動を拡充し、設立されたNPO法人です!

駐車場から数百メートル歩いただけであたりは自然。空気まで変わります!

今回訪問したのは、4月下旬。ちょうど「エビネ」が咲いていました。

「エビネ」はラン科の多年草。越冬した茎が春に大きくなり、色とりどりの花を咲かせます。冬を越した強い生命力が花に現れていますね。

「エビネ」の花以外にも、開園している4月から8月第2日曜日まで、園内ではいたるところに山野草が見られます。

代表的な花には丁寧に札が付いていますので、初心者の人も色々な花を楽しめますよ。

園内は丁寧に整備されていて、休憩所等もありました。4月〜8月という限られた期間での開園なので、土日などは混雑する時も多いようです!きっと毎年楽しみにされている方も多いのでしょうね♪

遠藤地区の自然の力のすごさと、里山を整備する方のご苦労に圧倒される所ですが、100mほど離れたところには『遠藤笹窪谷公園』がオープン。この遠藤地区の魅力がさらに大きくなりますね!

『NPO法人里地里山景観と農業の再生プロジェクト』設立の中心となった『農家レストランいぶき』の冨田様は、以前【ジモット人INTERVIEW】もさせていただきました!→vol.10| 農家レストランいぶき 代表 冨田 改さん

また、『農家レストランいぶき』の紹介記事は → こちら にあります。えびねやまゆり園に行った際にはお立ち寄りください。

自然豊かな遠藤で里山の自然を五感で感じ、そして、その自然を支える方たちの努力を学べた時間でした。
また来年の開園を楽しみにしたいと思います!

2023年の開園期間は、4月1日(金) ~ 8月13日(日)予定です。詳しくは、HPをご覧ください。

〒252-0816
神奈川県藤沢市遠藤3627番地の9
小田急江ノ島線「湘南台駅」西口よりバス「笹久保」下車、徒歩7分
0466-48-8711
開園:4月1日〜8月第2日曜日 9:00〜16:00
開園期間中無休(雨・強風時は閉園の場合があります)
https://satochi-satoyama.jimdofree.com/

Google マップの「拡大地図を表示」をクリックでルート検索ができます。