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〈 三浦半島 〉

大切に育てられたオリジナルブランド「葉山石井牛」。食を通して次の世代へ繋げていく『葉山マルシェ』

葉山の海から少し離れた、畑と山に囲まれた自然豊かな場所。畜産農家 石井農場の9代目 石井裕一さんが開いた石井牧場直営の加工販売所『葉山マルシェ』があります。

神奈川ブランド“葉山牛”と同じ環境で育った、石井ファームオリジナルブランドの「葉山石井牛」、新鮮な地場野菜、お弁当やお惣菜などを販売しています。

牛肉は全て石井ファームの愛情を受けて育ったメス牛たちで、オス牛よりも牛肉のキメが細かく脂身もサラッとしているのが特徴。中でも、「葉山石井牛」は黒毛和牛とホルスタインの交雑種で、赤身が多く、葉山牛よりもサッパリと肉本来の旨味を味わえます。(葉山牛は、ブランド黒毛和牛)厳しい衛生管理基準をクリアして、2017年に神奈川県で初めて農場HACCP認証(※)を取得し、安心安全な牛肉を提供しています。


※農場HACCP(ハサップ)
畜産農場にHACCPの考え方を採り入れ、家畜の所有者自らが有害物質の残留等の危害や生産物の温度管理等の重要管理点を設定し、継続的に記録・管理を行うことにより、生産農場段階での危害要因をコントロールする飼養衛生管理。(農林水産省HPより)
※HACCP

食品等事業者自らが食中毒菌汚染や異物混入等の危害要因(ハザード)を把握した上で、原材料の入荷から製品の出荷に至る全工程の中で、それらの危害要因を除去又は低減させるために特に重要な工程を管理し、製品の安全性を確保しようとする衛生管理の手法です。(厚生労働省HPより)

牛を傷つけない優しい飼育環境で、エサにもこだわり、お米やおから、乳酸菌などで牛の腸内環境を整えています。そのため健康な牛が育ち、健康だからこそできる長期肥育を可能としています。もちろん、無菌状態のおがくずを使用する清潔な牛舎には、イヤな臭いもありません。

野菜も石井ファームや葉山産、三浦半島で育った新鮮な野菜を販売しています。野菜の旬(四季)を感じておいしさを知って頂きたいという思いから、他県や他地域からの仕入れはしていないそうです。

畑では、牛を育てる際に出る肥やしを「牛堆肥」として再利用しているそうですよ。

お弁当の素材も石井ファームで取り扱っているものが使用され、食材が無駄にならないように工夫されています。店内に入ると、お肉のいい香り!以前レストランに勤めていたというシェフが、厨房で腕をふるってできたお弁当やお惣菜の味に間違いはありません◎

お肉メインの美味しそうなお弁当メニューが目を引きます!土日祝限定の「ピザ」は、建物外にあるピザ窯で焼く焼きたてをいただくことができますよ。予約もできるそうなので、詳しくはお問合せくださいね。

葉山牛の挽肉で形成されたマルシェ特製、数量限定の焼くだけハンバーグもおススメ!香りと旨み、ジューシーさがやみつきになります♪

次の世代へ繋がるように始めたという石井さんは、“ここを通してお肉を提供しなければ意味がない”とお話ししていました。2〜3年後には乳業を手掛けたいとも仰っており、人が取り組まないことに取り組んだり、どうやったら続けられるか、どうしたら次のステップに繋げていけるかなど、常に前を向いて挑戦している姿勢がとても輝いていました。この先も楽しみなマルシェです♪

〒240-0115
神奈川県三浦郡葉山町上山口954−1
JR「逗子駅」よりバス「水源池入口」下車、徒歩7分
046−854−4629
10:00〜17:00
火・水曜定休(その他不定休あり)
あり
https://hayama-marche.com/

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