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〈 県西 〉

“買って・食べて・遊んで・学ぶ”『鈴廣かまぼこの里』で楽しもう!

箱根の玄関口にある、『鈴廣かまぼこの里』。
小田原かまぼこの老舗『鈴廣かまぼこ』が運営する、“買って・食べて・遊んで・学ぶ”ことができる注目のスポットです!

箱根登山鉄道の風祭駅側に買い物のできる『すずなり市場』、『鈴廣蒲鉾本店』、かまぼこの歴史を学んだり手作り体験のできる『かまぼこ博物館』があり、国道1号線を挟んで向かい側に会席『大清水』、そばと板わさ『美蔵』、名水甘味『且座』、ギャラリー&ショップ『千惠』、バイキングレストラン『えれんなごっそ』…と、見所たくさん!!全て楽しむには1日では足りないかもしれません。。
数ある施設の中から、少しピックアップしてご紹介します♪

まずは、お買い物を楽しむ『すずなり市場』へ!

市場の中へ入ると、色んな種類のかまぼこがお出迎え!
焼き物、揚げ物、蒸し物と、“かまぼこ”と言えども、その種類は様々。伺ったところ、“かまぼこ”だけでなんと200種類以上あるそう!奥深いですね。。

こちらは、かまぼこに海山の恵みを合わせて洋風と和風にまとめ上げた「海山のおーどぶる」。
鈴廣七代目廣吉のころ、箱根の旅館の板前さん方からお知恵をお借りして作られたものだそう。何ともおしゃれですね〜!

こんなものもありました!

「かまぼこトミカ」と「リかちゃんハートかまぼこ」
こちらなんと、野菜など天然の着色料で色づけされているそうですよ。お子様も喜びますよね♪ でき上がりの素晴らしさは、ぜひお確かめくださいね。

そして、素敵だなと思ったのがこちらのコーナー。

『えがく・えらぶ・つつむ かまぼこを贈る』
かまぼこを“贈る”ことに特化したスペースです。ちょっとした手土産にぴったりのかまぼこや、自分で描いた絵やメッセージをかまぼこに焼き印してつくる「プリかま」など。記念に残したい写真をパッケージにできたりもしますよ。“つつむ”ための風呂敷も多数あり、贈る相手を思いながら選ぶ楽しさを再発見できるスペースでした。

さて、かまぼこを作る際に重要なもの。新鮮な魚とあともう一つ、何かご存じですか?

それは、良質で豊かな地下水。
小田原をかまぼこの名産地にした一つの要因として、箱根・丹沢山系の豊かな地下水が湧き出ることがあるようです。そんな、良質で豊かな地下水を使って作られるものが他にもあるかな、と思ったら…ありました!

「箱根ビール」!美味しいお水は、お酒を造る際にも大切ですからね!こちらのビールは、『かまぼこの里』内にある工場で作っているようですよ。
また、かまぼこを作った時に出た魚のアラを有機肥料にし、その肥料で育てた酒米から造られた日本酒「海と大地」も取り扱いしているそうです。

一通り見て、市場に入った時から気になっていた『かまぼこバー』へ。

名前の通り、超特選蒲鉾 古今・特上蒲鉾・謹上蒲鉾のかまぼこの食べ比べができるバーです!いただきながら、スタッフの方からかまぼこのもっと深い話も聞けるかもしれません。。お飲み物(箱根ビール、地酒、ワイン、足柄茶のいずれか)もついて500円でした!

さらに、魚の有機肥料で育った自然の果物や小田原の水を使ったスイーツのお店『汐風の果樹園』もありました。併設するイートインスペース『汐風のカフェ』では、スイーツの他に名水「箱根百年水」で淹れた紅茶やコーヒーもいただけます。運が良ければ、線路沿いの窓から電車を間近で眺めることもできますよ。
こちらの他にも、アツアツの「揚げかま」や「おはぎ」をいただけるお店もあります♪

『すずなり市場』では、食の他に雑貨のお店もありました。

『ちりんちりん』
「かまぼこがある風景」をテーマに、かまぼこに合うお皿や地元 小田原・箱根の工芸品等が並べられています!見てるだけでも面白く、素敵な物がたくさんありました!

見所がいっぱいあった『すずなり市場』を後にし、国道一号線を渡って向かい側へ。
まずはこちら、

『えれんなごっそ CAFÉ107』。
地産地消バイキングレストラン『えれんなごっそ』の隣にあるカフェです。2019年に引退した箱根登山鉄道の車両を譲り受けてはじめたカフェだそうで、その車両が“モハⅠ形107号”であることが店名の由来になっています。
実際に車両の中で、お食事等お楽しみいただけますよ。

ここでしか味わえない「登山電車ケーキ」や、107種類もあるという「かまぼこピンチョス」(日替わりの3種類をセットで提供)を、「鈴廣オリジナルブレンドコーヒー」や「箱根ビール」と一緒にどうぞ◎

もう一つお茶をいただけるお店をご紹介。

名水甘味『且座』です。『且座』とは、千家茶道の七次式の一だそう。店内は落ち着いた雰囲気です。

店内の竈の上では、ほうじ茶を焙煎していました。いい香りが店内に広がっています。。
こちらのお店では、名水「箱根百年水」で淹れるお茶やコーヒー、そして会席料理の板前さんが考案したという甘味や軽食をいただくことができますよ♪

ご紹介した以外にも、会席『大清水』、そばと板わさ『美蔵』、バイキングレストラン『えれんなごっそ』もありますので、しっかりお食事をされたい方はこちらがオススメです!『且座』や『美蔵』と同じ建物内にあるギャラリー&ショップ『千惠』では、企画展やワークショップを行うこともあるそうなのでこちらもゆっくりとお楽しみくださいね。

最後に風祭駅側に戻り、かまぼこの歴史を学んだり手作り体験のできる『かまぼこ博物館』に向かいます!

かまぼこについて、楽しみながら深く学べますよ。

また、かまぼこ工場に隣接しているので、職人さんたちがかまぼこを作る様子を間近で見ることができます。かまぼこは、“引き起こし“、“中掛け”、“上掛け”という3つの工程を分業しながら作られていました。
鈴廣では、独自にかまぼこ職人の技能検定を設けており、かまぼこ職人の技術と知識の向上に力を入れているそうです。また、2年に1回開かれる、国家資格の「水産練り製品製造技能士一級」の試験でも多くの合格者の方がおり、こちらの工場には、たくさんの一級技能士の方がいらっしゃいました!

かまぼこについて学んだ後は、自分でも実際に作ってみましょう!

工場の方の丁寧な説明とテレビに映し出される映像を見ながら、かまぼこを板に整形します!実際にやってみると、とっても大変!なかなかキレイにかまぼこの形にできないものです。。皆さん、苦労しながらかまぼこを作成されていました。
かまぼこ・ちくわの手づくり体験はとても人気で受付はすぐにいっぱいになってしまうので、予約が必要です!

手づくり体験と同じく、お子様が夢中になる体験がありました!

「こどもおしごとたいけん」
『鈴廣かまぼこの里』の中で様々なお仕事体験を行えるもの。「えれんなごっそのお弁当屋さん」や「かまぼこ職人」といったお仕事体験(有料)を終了すると、参加者はお給料として“かまぼこ給”がもらえます。“かまぼこ給”は、里内での美味しいものやかまぼこグッズの交換に使えますよ〜!
何が体験できるか、“かまぼこ給”はいくらもらえるのかは体験内容によって変わりますので、詳しくはこちらをご覧ください。
→→→こどもおしごとたいけん

大人も子どもも楽しめる、かまぼこ尽くしの1日が過ごせます♪
小田原・箱根観光の際には、ぜひお立ち寄りくださいね!

〒250-0032
神奈川県小田原市風祭245
箱根登山鉄道「風祭駅」より徒歩すぐ
代表番号:0120-07-4547
鈴廣蒲鉾本店/9:00~18:00
鈴なり市場/9:00~18:00
かまぼこ博物館/9:00~17:00
会席「大清水」/昼席11:30~ 夜席17:00~(※昼・夜ともに4日前まで要予約)
そばと板わさ「美蔵」/11:00~17:00(L.O.16:00)
名水甘味「且座」/10:00~17:00(L.O.16:00)
ギャラリー&ショップ「千惠」/10:00~17:00
えれんなごっそ/平日 ランチバイキング 11:00~16:00
    土日祝 ブランチバイキング 9:30~11:00
   ランチバイキング 11:00~17:00
CAFE107/10:00~17:00(L.O.16:30)
あり(無料、300台)
https://www.kamaboko.com/sato/

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