【現地レポート】『ジモティビティ』プラバンアート体験

神奈川にお住いの18歳以下の若い世代を様々な「体験」で応援している『ジモティビティ』
2022年4月17日(日)に実施したプログラムの模様をお伝えします!

会場は横浜市本牧にある三溪園。「ここは横浜!?」と思ってしまうほど美しい日本庭園が広がっています。
このような素敵な場所で行う今回のプログラムは、少人数でアーティストの方と一緒に散策しながらアート作品を仕上げるプログラムです!

今回プログラムにご協力いただいたのは、移動美術館などアート作品をもっと身近に感じてもらえるよう県内や都内で活動をしている“一般社団法人カルチュラルライツ”のみなさんと“アーティスト 堀江和真”さんです。
三溪園の自然を思い思いにスケッチし、スケッチしたものをプラバン作品に仕上げていきます!今回初めて行ったこの企画、どんな体験になるか楽しみですね。

少人数制なので、3部に分かれてのプログラム。午前中はお天気がいまいちでしたが、子供たちの元気パワーで終日盛り上がっていました!
それではさっそくスタートです!

まずは三溪園の中を堀江さんと一緒に散策し、自分が「いいな~♪」と思うものを自由にスケッチしていきます。

自然豊かな園内には虫もたくさん。堀江さんが虫を取って見せようとすると子供たちはキャーッと逃げたり…とっても楽しそうです♪

堀江さんから「このくらい大きく描いた方がいいよ」など、後ほどプラバンに描く際のアドバイスも。スケッチ時間は10分~15分、短い時間でしっかりポイントも掴んだようです。また、それぞれ目に入る対象物が違っていて、どんな仕上がりになるのか楽しみになりました!

園内を散策しながら作業場所まで移動します。移動中も中央にある池の中の鯉や水に浮かぶ鳥など、素敵なものを見つけていましたよ。

ここからは作品を作っていきます!

スペシャルゲストも登場しました!?

まず最初に、プラバンにヤスリをかけて片面をざらざらにしていきます。ざらざらにすると、色鉛筆で色をのせていく時にしっかりと色が出るようになるのだそうです。ヤスリでざらざらにできたら、こすった面に残った削りかすを濡れ雑巾できれいに吹き上げます。

次は自分で描いたスケッチをプラバンに写していきます。スケッチにツルツルした面を上にしたプラバンを重ね、マジックでなぞっていきます。ゆっくり丁寧に、真剣な眼差しです!

マジックで輪郭が描けたら、ヤスリでこすった面に色鉛筆で色を塗っていきます。実際に見たように塗るのも、カラフルに塗ってもOK!それぞれの個性が光りますね☆
最後に、余白をカット。カットのコツも教わりながら…完了です!

さぁ、いよいよトースターで焼いていきます!

トースターの前にしっかり張り付いてプラバンの様子を確認…どんな風に出来上がるのか、わくわくします!温まってきて、一度小さく縮んで、小さくなるけどしっかり元の形に戻る。プラバンって不思議で、見ているだけでも面白いですよね。。

まだプラバンが温かいうちに板で挟んで体重をかけ、しっかり平らに。完成です!!

出来上がった自分の作品を見てみんなとても嬉しそう♪ 日本庭園を題材に自然の中で素敵な作品が出来上がりました。

今回のアート体験プログラムはいかがでしたでしょうか。楽しみながら作品を作るお子様の姿を近くで見て、保護者の方々もとても嬉しそうでした。今後のプログラムもお楽しみに!