グルメ

〈 湘南 〉

添加物も熱も一切加えずに作られる、新鮮搾りたてのオリーブオイル♪ 『フレッシュオリーブ』

みなさまお馴染みのオリーブオイル。通常販売されているものは、海外で搾油され日本に輸送されたものがほとんどです。搾油されてから私たちの手元に届くまで長い時間を要してしまうので、“新鮮”とは言い切れません。『フレッシュオリーブ』のオリーブオイルは、独自製法で添加物を一切使わず、熱も加えずに自社工場で搾油するので、いつでも搾りたての新鮮なオリーブオイルをいただくことができます。他ではなかなか味わえない、フルーティーな香りと旨み。その秘密をお伺いしました。

※よく目にする“エキストラバージンオリーブオイル”とは、一番搾りである“バージンオリーブオイル”の中でも、酸度0.8%以下の特に良質なものをいいます。

日本人の嗜好に合ったオリーブを厳選

『フレッシュオリーブ』で使用しているオリーブは、オリーブの原種に最も近いといわれているスペイン原産の“アルベキーナ”。小ぶりなオリーブで小梅ほどの大きさです。オイルはまろやかな優しい風味があり、青臭さ、苦み、辛味もあまりありません。日本人の嗜好に合ったオリーブオイルを提供したい、という思いから何種類ものオリーブを比べた結果、日本食にも合う“アルベキーナ”にたどり着いたそうです。

世界に先駆けた冷凍製法!

オリーブの実は、年に1回しか収穫できません。(最盛期は10月下旬~11月下旬にかけての約1ヶ月間)さらに、収穫すると発酵が進んで傷みやすくなるので、収穫後24時間以内に搾油しなければ良質なオイルが作れないそうです。1年を通して新鮮なオリーブオイルを提供しようとすると、新鮮なオリーブの実を保存できるようにしなければなりません。そこで考えついたのが、オリーブの実の“冷凍保存”。

世界に先駆けて“冷凍製法”(独自の特許製法)による生産システムを確立!今までの経験や人脈などを生かして、世界一のオリーブ生産を誇るスペインで、良質なオリーブを作る農園と契約。収穫したばかりのオリーブをマイナス60度で瞬間冷凍して、鮮度を落とさずに輸入しています。そして、必要な時に必要な分だけ自然解凍して搾油。だから、いつも搾りたてで新鮮なオイルを届けることができるのです。1年中搾油しているところは世界の中でも他にはありません!全国各地から“冷凍オリーブを分けてほしい”とお声がかかるほどで、オリーブオイルで有名な小豆島へも販売しているそうですよ。
では、オリーブの実からどのようにオリーブオイルが精製されるのか、簡単にご紹介しましょう。

【オリーブオイルができるまで】
1)冷凍されたオリーブを自然解凍する。(解凍時間を短縮するため、樽に小分けにして前日より解凍)
2)解凍後、水できれいに洗う。
3)専用の機械でオリーブを細かく砕く。(機械の中ですりつぶす)
4)細かくなったオリーブを1時間ほどかけて撹拌。(オリーブは果肉の中に油があり、その油の粒子はとても小さく、小さい粒子同士がくっついて塊にすることで粒子が大きくなって浮いてくる→オイルが抽出しやすくなる)

5)撹拌が終わったら遠心分離機にかけ「油・水・固形」の3層に分ける。(油分が一番軽いので上に浮き上がり、固形は一番重たいため外側に出て、真ん中に水分が集まる)
6)油分が通るところにスポイトのようになっているノズルがあり、オイルを吸い取る。
約3時間かけて、オイルの完成。

古代文明にも遡るオリーブオイルの起源は、6000年以上前。あのクレオパトラも愛用していたそうですよ。現在のような機械がなかった時代は、人力や牛を使って石臼のようなものでオリーブの実を挽き、油も手作業で掬い取っていました。
そんな長い歴史をもつオリーブオイル。美味しいオリーブオイルは、ギフトにも最適です◎

化粧品業界での開発が発端

『フレッシュオリーブ』の代表を務めている大山さんは、日本オリーブオイルソムリエ協会講師も務めています。実は医学博士でもあり、皮膚科学の研究をされていたそうです。化粧品業界で、美容効果も高いオリーブオイルの無添加美容液を販売できないかと開発をしていたことも。オリーブオイルの主成分オレイン酸は、人間の皮脂にも含まれている成分のため非常に肌なじみがよく、角質層の奥まで届くのだそうです。そして良質のオリーブオイルを追求していくうちにその美味しさに出会い、食用オリーブオイルとしても開発したいという思いから、現在の『フレッシュオリーブ』があります。

店内では、美容液やクリームなどの高品質のオリジナル化粧品も扱っています。長年、皮膚科学研究に従事されてきた大山さんの経験と実績から生まれた商品は安心して使用できますよ♪

『フレッシュオリーブ』のオリーブオイルは、いつも新鮮搾りたて♪

“人類が初めて食した油”と言われる、古代から愛用されているオリーブオイル。新鮮なオリーブオイルには、各種ポリフェノールやビタミン類などの健康を支える天然成分が豊富に含まれています。「食べる薬」と称されるほど、効用は素晴らしいものがあり、科学的にも効果が立証されてきています。ただし、酸化した品質不良の油は体内の大切な組織や細胞を傷つけ、動脈硬化やガンの発生にも起因してしまうので注意が必要です。
良質で新鮮なオリーブオイルは、洋食だけでなく和食にもぴったり!お魚や野菜の食材の持ち味を生かして、お料理を引き立たせてくれますよ♪

日本に根付いたオリーブオイルの在り方も考えて、日本ならではの「柚子香味のオリーブオイル」も製造。高知産の天然柚子皮とオリーブ果実を一緒に搾油したオイルは、柚子のフルーティーさがオリーブオイルの風味と絶妙にマッチしているそう。お刺身やお豆腐などの和食にも♪ また、春は日向夏、夏~秋は大葉、冬はレモンと、季節ごとの限定フレーバーもありますよ!
『フレッシュオリーブ』では、搾りたてオイルの量り売りも行っています。新鮮なオイルを美味しいうちに使い切れる分だけ購入できるのは嬉しいですね。
健康のためにも、新鮮で美味しいオリーブオイルを食卓に取り入れてみてはいかがでしょうか。

〒251−0003
神奈川県藤沢市柄沢1−12−22
JR・小田急線「藤沢駅」北口よりバス「柄沢神社」下車すぐ
0466−54−8102/0120−204−164
10:00〜18:00
日曜定休
あり(店舗敷地内に2〜3台)
http://fresh-olive.com/ 

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