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〈 三浦半島 〉

移動販売や朝市でも出会える昔ながらのお豆腐屋さん『豆腐屋 高梨商店』

三浦海岸134号線から1本入った住宅地にある『豆腐屋 高梨商店』さん。当初は大津に工場があったそうで、その頃から数えると100年以上続く老舗!お客さまが笑顔になれる商品とサービスを届けることがモットーだそうです!

素材の味を活かすため、材料の一つひとつを厳選。大豆は宮城県産、カナダ産を商品に合わせて選び、水は清浄性の高い海洋深層水、にがりは豆腐の甘味を引き出してくれるフレーク状のものを独自の割合でブレンドしています。さらに、油はα-リノレン酸、ビタミンKが豊富ななたね油や大豆油を使用しています。

また、大豆本来の旨味を引き出すため、石臼の回転速度を通常の半分程度にして摩擦による大豆の変性を抑える工夫も。蒸気で大豆を炊く際には、その日の温度や湿度によって仕上がりが変化するため、長年の経験で圧力を微調整しながら作業をするそう。伝統の製法と職人技とが融合して、豆腐が作られていることを実感します!(上の写真は大豆を炊く大きなお鍋!)

とっても優しいご主人は、豆腐の製造過程などを丁寧に説明してくださいました。上の写真の木箱は、「木綿豆腐」を作る際に使用するもの。「木綿豆腐」と「絹豆腐」、その食感や味わいを生み出す製造過程は全然違う!工場見学に来たようで、とても興味深くお豆腐のことを改めて学ぶことができました。

ここで、今回いただいた商品を紹介します!
「きぬ豆腐」
大豆の香りと旨味が口の中に広がります。『高梨商店』の基本の一品、しみじみおいしい。。

「できたて寄せ豆腐」
大豆の旨味の中に甘みも感じられ、そのままでも十分おいしくいただけます!醤油や塩などお好みで。

「胡麻豆腐」
蓋を開けた瞬間から胡麻の香りが広がり食欲がわきます〜ワサビと一緒にいただくと、胡麻の香りと後からツンとくるワサビの辛さと風味が合わさり絶妙なおいしさですよ!

「がんもどき」
素焼きにしてそのままいただくのがおすすめ♪人参、胡麻、ピーマン、干しエビと具がたっぷりで、一口食べるごとにいろいろな食感や味が楽しめて、満足感があります!!

豆腐のほか豆乳やうの花に加え、ヘルシーなスイーツも販売!自家製の濃厚な豆乳をベースにした「豆乳プリン」や、生地におからを練り込み、揚げずに仕上げる「おから焼きドーナツ」はいかがですか?

“この時代に!?と思われるかもしれませんが、待っていてくれるお客さまがいるので続けていきたい”と、車での移動販売をしているそう。三浦半島の南側エリアで懐かしいラッパの音が聞こえたら『高梨商店』かもしれませんよ!
また、三崎の朝市にも出店されているそうで“早朝だけど、ぜひ来てみて!”と紹介していただきました♪
【三崎朝市】
会場:三浦市三崎5-3806
TEL:046-881-4488
毎週日曜日、5:00~8:30

〒238-0101
神奈川県三浦市南下浦町上宮田514
京急久里浜線「三浦海岸駅」より徒歩14分
046-888-0116
9:00〜17:00
木・日曜定休
あり(3台)
https://www.takanashi-syouten.co.jp/

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