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〈 湘南 〉

お客さんとのつながりを大切に。平塚で愛され続ける洋菓子店『マ・コピーヌ』

平塚の住宅街に佇む、かわいらしい洋菓子店『マ・コピーヌ』。店内に入ると、まるで絵本の中に迷い込んだような優しい空間と、色とりどりのお菓子たちが迎えてくれます。
『マ・コピーヌ』という店名は、フランス語で「私の仲の良い女のお友達」という意味。“マ”は女性に付ける所有格、“コピーヌ”は女のお友達を表していて、「お客さんと友達のような関係になれたら」という思いが込められています。
さらにこの名前には、製菓学校の同級生3人で始めたお店という背景もありました。好きなお菓子作りを仕事にしたいという想いで2004年9月にオープン。そこから21年、今では平塚を代表する洋菓子店の一つとして、多くの人に愛され続けています。

お菓子作りが大好きな3人から始まったお店

もともと製菓学校の同級生3人で始めたマ・コピーヌ。年月とともに、それぞれのライフスタイルの変化などもあり、現在は店主さんおひとりとアルバイトスタッフの方々でお店を続けています。
それでも21年という長い時間の中で、お店にはたくさんの思い出が積み重なっていました。「当時小学生だった子が、今では自分の子どもを連れて来てくれるんです」と、嬉しそうに語る店主さん。わざわざ挨拶をしに来店されるお客さんもいるそうで、地域のお店として長く愛されてきたことが伝わってきます。
始めた当時は「自分たちが好きなお菓子を作って、美味しいものを食べてもらいたい」という気持ちが何より強かったそうですが、お店を続けていく中で少しづつ考え方にも変化が生まれ、ただ美味しいだけではなく“誰かに渡したい”“手土産として持って行きたい”というお客さんの気持ちまで考えるようになったとおっしゃっていました。お菓子を作ることと、お店を続けていくこと。その両方を大切にしながら、今もひとつひとつ丁寧にお菓子を作り続けています。

平塚の魅力を詰め込んだ「ひらつかリンツァー」

マ・コピーヌの代表商品のひとつが「ひらつかリンツァー」。こちらは平塚市の名産品にも選ばれているお菓子です。

平塚市の名産品になるためには、自らエントリーを行い、選定委員会による審査を通過したものだけが認定されます。さらに一度認定されたら終わりではなく、5年ごとに再審査があるため、選ばれ続ける必要があります。年によっては市民投票が加わることもあり、まさに“平塚を代表するもの”として認められた商品だけが名産品となれるのです。

そんな名産品に挑戦するきっかけとなったのが、平塚市が取り組んだ産業間連携のプロジェクトでした。マ・コピーヌはお菓子作りを担当し、パッケージデザインは福祉施設が担当。「平塚の人がほかの地域へ行く時、自慢できる手土産を作ろう」という想いで、市と協力しながら商品を作り上げていったそうです。その結果、お菓子の美味しさだけでなく、お菓子を包んだ包装紙も高く評価されました。包装紙には平塚の魅力がぎゅっと詰め込まれていて、印刷もあえて裏側に施すことで、少しざらっとしたレトロな質感を演出。細やかな部分まで強いこだわりが込められています。
“平塚らしさ”を大切にしたからこそ、多くに人に愛される名産品になったのだと感じました。

遊び心から生まれた「湘南ビキニクッキー」と、お菓子の可能性

店頭には、見た目にも楽しいお菓子がたくさん並んでいます。その中でも特に印象的なのが「ビキニクッキー」!こちらの商品は遊び心から生まれた商品だったそうですが、口コミでどんどん広がり、今では大人気商品に。

思わず手に取ってしまうビジュアル、「これなに⁉」「可愛い!」そんな会話のきっかけにもなりそうですね♪ 食べるとサクッと食感で、甘さ控えめのクッキーとアイシングの甘みがいいバランスでした◎
美味しいお菓子でありながら、話題になったり、人とのコミュニケーションを生んだり、新しい価値を持った商品でもあります。店主さん自身も、この商品を通して“お菓子にはもっとたくさんの可能性がある”と気づかされたそうです。

そして現在、お店はさらに進化中!!店内を“森の中の絵本の世界”のような空間にしたいという構想があり、少しずつ改装を進めているそうです。すでに十分可愛らしく、まるで森の中にいるような空間でしたが、まだまだ序段とのことで、これからどんなお店になっていくのか、とてもわくわくしました♪

おいしくてとってもかわいいお菓子がたくさんありました♪

ひらつかリンツァー
優しい味のお菓子なので香りの強い珈琲より紅茶などと一緒に食べるのがおすすめ♪

焼きバナナ
サクッとほろっと軽い食感の甘さ控えめクッキーに、焼きバナナのねっとりした食感と自然な甘さがちょうどいい。シナモンの香りがふんわり口の中に広がり、厚みがあるのに後味は軽い焼き菓子です。
キャラメルコーヒー
袋を開けた瞬間にキャラメルのいい香り! キャラメルコーヒーの苦みと香りがきいたフィリングを、表面の甘みが引き立てる大人の味わい。 表面のキャラメリゼがカリッとした食感を生み出します。
いちご
老若男女問わずおすすめしたい、定番のいちご味。いちごのほどよい甘さと優しいクッキーの甘さが、とても良くマッチしていました。
厚木のレモン
優しい生地の甘みにほどよいレモンの酸味が良いアクセントとなっていています。少し感じるレモンの食感もクッキーに合っていました。

米粉クッキー(写真中央)
かわいいニコちゃんの米粉クッキーは、小麦・卵・バター・白砂糖が使われておらず、やさしい美味しさのクッキーです。
※同じ場所で小麦や卵入りのお菓子も製造しています

“かわいい”が詰まったお菓子屋さん『マ・コピーヌ』。平塚らしさを大切に美味しいお菓子を作り続けていることが、地域の方に長く愛されていることに繋がっているのだと感じました。
平塚にお越しの際には、ぜひお立ち寄りくださいね。

〒254-0073
神奈川県平塚市西八幡3-5-6
JR「平塚駅」北口よりバス「八幡公民館入口」下車、徒歩5分
0463-24-1822
火・水・木/12:00-17:00
金・土/11:00-18:00
日・月曜定休
あり(店舗横3台)
https://ma-copine.com/

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