暮らし・公園

グルメ

〈 相模原 〉

津久井の“おいしい”がなんでも揃う!!『あぐりんずつくい』

地元の“冷蔵庫”として、また観光で訪れた人には津久井地域のおいしいもの発信の場として親しまれている『あぐりんずつくい』。
店内に入る前から、たくさんの野菜の苗やお花の苗がお出迎え!

『あぐりんずつくい』は、生産者直結の新鮮な野菜や地場産の製品などを販売している「直売店」と、野菜の苗や獣害防止用の電気柵などを販売する「資材店」とに分かれています。

「資材店」は、家庭菜園から販売農家まで様々なニーズに応えられる品揃えです!!

「直売店」には、野菜がたくさん!
地元・津久井で採れた新鮮な野菜から、近隣の厚木農協や他の直売所と連携し届けられた野菜、お米や牛乳、お肉、お弁当や地場産品に至るまで、、所狭しと様々な商品が並んでいます!
ちなみに…“農協牛乳”って津久井が発祥だってご存じでしたか!?現在では6軒にまで減ってしまっていますが、元々、津久井は酪農が盛んだったようですよ〜

『あぐりんずつくい』は、JAとして農業支援も行っており、就農から間もない農家さんの作物などの販売も積極的に行っているそうです。また、旬の短いものはあまり市場には出回りませんが、地元ならではの珍しい野菜やハーブに出会えることもありますよ。

入口付近は特に旬のものを陳列しているので要チェック!
野菜以外にも、地元で育った豚肉や卵なども取り扱っています。

名産は、主に「千木良(ちぎら)」地区で作っている津久井産の大豆「津久井在来大豆」。
大粒で甘味が強く深いコクがあるのが特徴。現在では、相模原地区周辺でも栽培されていますが、生産量はそれほど多くはなく、“幻の大豆”と呼ばれています。甘味が多くたんぱく質が少ないので、豆腐を作るのは固めるのが大変らしいです。ですが、この津久井在来大豆で作った豆腐はものすごくおいしいらしい。。あ〜食べてみたい!!

お豆も種類がたくさんあります〜!
小豆などの豆類の一部は、津久井在住の農家さんが北海道へ土地を買って、行き来しながら作っているものもあるのだそう!!

こちらは、神奈川県の奨励品種「はるみ米」
津久井地域は小麦の作づけが多く、田んぼが少ないのですが、津久井のはるみ米を使ったスパークリング日本酒「HARUHIME」の醸造を海老名市の『泉橋酒造』へ依頼。地元の酒蔵の日本酒や、酒粕を蒸留して作った焼酎などの酒類も販売されていますよ。

「HARUHIME」のラベルデザインは、相模女子大学の学生さんがデザインしたもの。柔らかな雰囲気がかわいらしいですね♪

店内には、近隣の『津久井せんべい本舗』のおせんべいや、『オギノパン』のパンもありました!

中でも目を引いたのは、こちらのおせんべい!!
こちらも、相模女子大学の学生さんがデザインしたというパッケージ。顔のイラストは、『あぐりんずつくい』の店長をイメージしたそう。“似てるかな?”とお客様との話題にもなるそうです!

店内では、季節の野菜を使った食べ方の提案なども行われていました〜
商農連携も進めており、津久井商工会など近隣地区の商工会とも協力、定期的にイベントも行っているそうですよ。

お店の外のスタンドでは、ソフトクリームや出来たてコロッケなども販売されています!

ソフトクリームは定番のバニラのほか、キャロット、ブルーベリー、ゆずなど、『あぐりんずつくい』のオリジナルフレーバーが季節ごとに登場します!毎回大好評のようで、取材時にいただいた相模原のいちごを使った「いちごソフトクリーム」もおいしかった〜!

独自に開発した「さといものコロッケ」
2年前に開発されてから近隣の学校給食にも使われており、里芋の苦手な子供たちにもおいしい!と評判なのだそう!

駐車場の一角には、『あぐりんずつくい』の食材で作ったお弁当が好評のキッチンカーがあったり、曜日限定で、コーヒー屋さんやピザ屋さんも出店されています。

おいしいものはなんでも揃う!『あぐりんずつくい』で、津久井の“おいしい”を堪能してはいかがですか?

〒252−0157
神奈川県相模原市緑区中野625−1
JR「橋本駅」北口よりバス「相模中野」下車、徒歩1分
042−850−4183
【直売店】
4月〜11月/10:00〜17:30(日・祝祭日は17:00まで)
12月〜3月/10:00〜17:00
【資材店】
4月〜11月/9:30〜17:30(日・祝祭日は17:00まで)
12月〜3月/9:30〜17:00
毎月第3水曜定休、12月31日〜1月4日
あり(50台)
https://ja-tsukui.or.jp/agurinzu/
https://www.instagram.com/agrins_tsukui/

Google マップの「拡大地図を表示」をクリックでルート検索ができます。