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「酒造りは米作りから」栽培醸造蔵®『泉橋酒造』

泉橋酒蔵の創業は江戸時代の安政4年(1857年)。県内有数の穀倉地帯である海老名耕地(えびなごうち)に蔵を構え、潤沢な米と丹沢山系の伏流水という自然の恵みを生かした酒造りを始めました。

”酒造りは米作りから”という信念のもと、栽培醸造部を設立し、蔵のまわりには蔵元自らお米を作っている田んぼが広がっています。また、より良い酒米の栽培をするため、地元の農家さんと「相模酒米研究会」を立ち上げました。今では、ほとんどすべてのお酒を地元のお米を使って醸しています。

「山田錦」「雄町」「楽風舞」など様々な品種の酒米を栽培し、稲をよーく見るとそれぞれに特徴が!

生酛づくりや、蓋麹法など昔ながらの製法と蔵人の手作業を貫くなどの一方で、ICT(情報通信技術)を導入し、最新の技術で田んぼの管理やデータの集積を行いお米作りに反映させています。お酒にする米の精米も自社で行っていて、これはとても珍しいことなのだそう。

蔵に併設したショップ「酒友館」では、子どもたちやお酒が苦手な方々にも、伝統的な酒造りの文化に触れてもらいたい想いもあり、お酒の他、醤油や味噌といった調味料や甘酒も取り扱っています。

また、蔵の中庭では酒友館で買ったお酒やプチおつまみを”照らす席”でゆっくりと楽しむこともできます。青空の下で飲むお酒は格別!美味しいお酒がさらに美味しくなりますね!

”とんぼがたくさん飛び交う田んぼであって欲しい”の思いから、「赤とんぼ」は泉橋酒造のトレードマーク。健康的な酒米栽培の象徴です。ラベルのデザインは季節で変わりますが、冬には足元の土中にとんぼの卵がある雪だるま、夏には幼虫のヤゴを描くなど、とんぼで統一されています!

「黒とんぼ」は、生酛づくりのお酒を2年間熟成させたシリーズ。ラベルそれぞれの意味を知るとより味わいも深くなりますよ。

海老名駅前の直営レストラン「蔵元佳肴」では、落ち着いた雰囲気の中、日本酒とお料理のマリアージュが楽しめます。お料理の一品一品に合わせて日本酒やリキュールが味わえる「酒のペアリングコース」が人気なのだそう。お酒の種類と飲む温度、目にも美味しいお料理で一段上の日本酒の美味しさを是非発見してください!

〒243-0435
神奈川県海老名市下今泉5-5-1
JR「海老名駅」より徒歩約20分
046-231-1338
10:00〜18:00
無休(お盆期間、年末年始を除く)
あり
https://izumibashi.com/
https://m.facebook.com/izumibashi/

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