グルメ

観光・カルチャー

〈 小田原・箱根 〉

父は丹沢の水、母は足柄の米。吟醸仕込みで醸された、飲みあきしない深い味わい「丹沢山」『川西屋酒造店』

JR山北駅から徒歩20分ほど、国道246号より1本入った住宅街の一角に川西屋酒造店はあります。
”熱燗と言えば「丹沢山」”というほど、熱心なファンが多い酒蔵です!

川西屋酒造店では、各地の最高の米を使い純米酒のみを醸しています。中でも神奈川県足柄産の酒造好適米「若水」。「若水」は、先代の社長が地元の農家さんに協力を依頼し、35年ほど前にこの地での栽培が始まったそうです。下の新聞記事は、1992年に足柄産の「若水」を使った「丹沢山」が完成した時のもの。減反が進む中で試作研究を重ね製品化に繋げました!

醸す酒のラインナップは主に2種類。看板銘柄の「丹沢山」と限定酒のこだわりブランド「隆」です。

「丹沢山」は、タンクで1年以上の低温熟成をさせてから瓶詰めして出荷する定番酒。手作業でしっかりとした強い麹を作ることで、米の旨味が広がるふくよかな味わいになるとのこと。お酒の飲み方は、お燗が一番!そして、料理、特に和食との相性抜群!和食の出汁と酒の旨味が調和して相互に引き立て合い、スッと切れの良いあと口を感じることができます。

「隆」はタンクごとに限定酒で、ブレンドせず瓶貯蔵したこだわりのブランド。まさに一期一会を楽しめるお酒です。「隆」のラベルの色は黒金を最高峰として、山吹、紫など僧侶の階級に応じた袈裟の色と同じにしているのだとか!そのような秘密があったのですね!

お燗の飲み方に、「お酒は温まるときに対流の起こる底のまあるい器でお燗をし、平杯で飲むのが正当」というこだわりがある一方で、好みのフルーツにお燗をした熱々のお酒を注ぐ「燗グリア」や、口の広いワイングラスに注ぎ空気に触れさせることで味をひらかせるなど、新しい飲み方も教えてくださいます。「燗グリア」は、フルーツの香りとお酒の旨味が相まってとても豊潤な味わいです!日本酒があまり得意ではない方も、飲みやすくて日本酒に対するイメージが変わりそうですよ。

川西屋酒造店の社長の一押しは「丹澤山 麗峰」。このお酒しか飲まない!と言うほど思い入れのあるお酒です。また、開栓をしてからの日数によっての味わいの変化やお燗の温度の違い、そしてお燗をつけてから徐々に下がっていく味の変化もまた格別なんだとか。
直売もしていますが、道路を挟んで斜向かいにある「川西屋分店」でも購入することができます。冷酒流行りの昨今ですが、お燗をつけて新しい日本酒の美味しさを発見してみてはいかがでしょうか?

〒258−0113
神奈川県足柄上郡山北町山北250
JR「山北駅」より徒歩20分
0465−75−0009
あり
https://kawanishiya.wixsite.com/kawanishiya
現在(2020年11月)、一般見学の受付は行っておりませんが、お酒は酒蔵での直接販売のほか、道路を挟んで反対側の「川西屋分店」で購入可能です。その他、取り扱い店舗はHPをご覧ください。

Google マップの「拡大地図を表示」をクリックでルート検索ができます。