大空を舞う大きな凧 体験レポート

2023.1.29

工程② | 大凧まつり会場整備(野焼き)

今年初めの大凧作業は、会場整備からスタート!

冬の冷たい風が吹く1月下旬、竹伐りから年をまたぎ、大凧まつり開催に向けた準備が再スタート。今年度2回目の作業の今回は、上磯部地区の大凧まつり会場となる『三段の滝多目的広場』をキレイに整備します。

皆さんの “マイ草刈り機”が今年も大活躍!

昨年の会場整備(野焼き)作業は2月末に行いましたが、約1年経つと草も立派に育っています!今年は広場内を事前に整備していたため、昨年よりも少し狭い範囲を野焼きします。

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はじめに、大きく育った草を草刈り機で刈る作業。範囲が狭いとは言え、広場はとても広いので、広がって分担しながら作業を進めます。機械の力を借りなければびくともしない雑草たち…皆さんご自宅から持参した “マイ草刈り機” でどんどん草を刈ります。

地元の消防団が到着。いざ点火!!!

火が延焼しないよう、地元の消防団の方々にもお手伝いをいただきます。ある程度刈った草に火をつけていきます。まだ朝の広場は霜が張っているくらいの1月の寒空、なかなか思うように火が付きません…。お一人の方がバーナー(特大サイズ!)を持っていらしていたので、バーナーを使って一気に火を付けることに。

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ジェットエンジンのような“ゴォォォー”っという音を響かせるバーナーの勢いは凄まじく、次々と草に火が付き燃えていきます。

草刈りから燃やすまで約3時間!広い範囲での作業なので時間もかかります。完全に火が消えるまで付きっきりの消防団の方々も、地域の安全のためにありがとうございます。

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虫に食われて使えなくなってしまった昨年作った真竹の骨組みも、野焼きと同時進行で燃やして処分することに。竹は燃やすと“パチパチ”と甲高い音が鳴ります。近くで聞いていると「こっちに破片が飛んでくるのか!?」というような勢いです。せっかく作った骨組みが、大凧となることなく燃やしてしまうのはとても残念。今年はこのようなことが起きないよう祈るばかりです。

会場整備を終えると、相模川が奥の方まで見渡すことができるほどキレイになりました!

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この日の作業はここまで。朝早くから寒い中、お疲れ様でした!
次回の作業は、水抜きしている真竹や保管してある篠竹を今後作業しやすいように移動するそうですよ。お楽しみに!