【現地レポート】『ジモティビティ』 竹林と触れ合いながら学ぶ!竹林整理&竹加工体験

神奈川にお住まいの18歳以下の若い世代を様々な「体験」で応援している『ジモティビティ』
11月28日(日)に実施したプログラムの模様をお伝えします!

皆さんは、竹を切ったことはありますか?
たけのこを掘ったことがある方はいらっしゃるかもしれませんが、竹を切るってあまり経験しないですよね。
そもそも、“なぜ竹を切る必要があるのか”と思いませんか?
実は、竹の繁殖力は凄まじく、何もしないと次から次へとどんどん生えてしまうのです。そのまま放置していると景観が損なわれ、また、獣にとってちょうどよい棲み処にされてしまうため、しっかり整備する必要があります!

今回は、伊勢原大山地区で竹林整備事業を行っている(株)梅鉢TMC様にご協力いただき、竹林整備のお仕事と伐採した竹を使ったものづくりを体験していただくプログラムを開催しました!

竹林整理のお仕事といっても、今回はひたすら竹を切り倒していくだけ!のこぎりで根本から切っていきます。

切り倒した竹は運んで処理できるように短くしておきます。

勢いよく竹を切り進めていく参加者の皆さん。
かなりしんどい作業なのかと思いきや、竹は柔らかくのこぎりの刃がスムーズに入っていくので、意外や意外、楽しい作業でした。(大変なのは切った後の竹を運んで処理する時です… それはプロの梅鉢TMCさんにお任せ!)

ちなみに梅鉢TMCさんでは、伐採した竹をチップに加工し、お庭に敷き詰めたりして使用する「竹の絨毯」サービスを展開しています。竹製のチップをお庭に敷き詰めることで、雑草対策やワンちゃんの遊び場にもなるそうですよ。
気になる方はコチラをクリック!→(株)梅鉢TMC 「竹の絨毯」

さて、どんどん切り進めていただいた結果、

たくさん生えていた竹が…

すっきりしました〜!!

次は、切った竹を使ってものづくりにチャレンジします!

まずは、たくさん動いてお腹も減ってきたので、お昼ご飯の時間です!食事をする器も切った竹で作りますよ。

↑の写真のように両端にのこぎりで2ヶ所切れ込みを入れて、なたを使って叩くと…

きれいに割れて器部分とふたが出来上がりました!
この竹筒の中にお米を入れ火にかけ、ご飯を炊きます!

炊きあがったご飯に竹筒カレーをかけて…

竹の香りが漂う、美味しいお昼ご飯の出来上がり!
自分たちで伐採を行い、加工した竹の器で食べるご飯は、いつも以上に絶品でした!!

もう1つは、竹灯篭づくり!
竹にシートを貼り付けて、目印通りに穴を開けていきます。

完成するとこんなきれいな模様が浮かび上がります!

この竹灯籠、中に灯りを入れるとこんな感じになります↓↓

伊勢原の紅葉の名所である大山阿夫利神社で、11月20日~28日に行われていた紅葉ライトアップ イベント期間中、境内に飾られていた竹灯籠200本の光景です。

ものすごくきれいですね!!

参加していただいた方々も暗闇の中で竹灯籠の美しさに癒されてほしいと思います!

普段はあまり接することのない竹について知っていただいたり、自然と共に生きる仕事があることを体感していただくための今回のプログラム、いかがでしたでしょうか?
親子で協力して取り組んだ思い出になっていたらいいなぁと思います。

こちらのプログラムは、竹林の管理に困っている方やこの活動に賛同していただける方がいらっしゃいましたら、また開催したいと考えております!
次回開催をお楽しみに!