【現地レポート】『ジモティビティ』パイプオルガンを弾きに行こう!

子どもたちの可能性を広げる、地元で体験プログラム『ジモティビティ』。
7月20日(火)に開催された第5回は、「パイプオルガンを弾きに行こう!」
プロのオルガニストのレクチャーを受けて、本物のパイプオルガンを演奏できる体験です。

みなさんは”パイプオルガン”をご存じですか?
パイプオルガンは非常に巨大な楽器!!ですので、弾ける場所は多くありません。なぜ巨大かというと、パイプオルガンの仕組みに理由があります。
パイプオルガンはリコーダーのようにパイプに風を送り音を出しますが、リコーダーのように指で孔を押さえて音の高さを変えることができません。つまり、音の数だけパイプが必要になり、1つのパイプオルガンに全部で数百本~数千本のパイプが備え付けられているのです!

”楽器の王様”ともいわれる貴重なパイプオルガンが設置されている、神奈川県民ホールが今回の舞台です!
まずは、プロのパイプオルガン奏者の西 優樹さんによる「トッカータとフーガニ短調」生演奏からスタート。
体に響き渡ってくる荘厳な音色に圧倒され、まるでオーケストラの演奏を聴いているかのようです。

次に西さんによるパイプオルガンの紹介。先ほど紹介した音を出す仕組みやパイプの数のこと、そして、手で弾く鍵盤が複数列あり、足で弾く鍵盤もあることや、音色の種類・変え方、音の大きさの変え方、普通のピアノとは違う点など、、普段あまり触れる機会のないパイプオルガンのあれこれを教えていただきました!

そして、いよいよパイプオルガンの演奏体験の時間。
今回は小学生から中学生まで7名の方に参加していただきました!

ピアノを習っているお子様には弾いてみたい楽譜を持参していただき、西さんのアドバイスをもらいながら曲を演奏しました。やはり普通のピアノとは印象が違ったようですが、みなさんとても上手に演奏していました。足鍵盤にも挑戦しましたよ!

ピアノを習っていないお子様は、西さんのアシストで「かえるの歌」「きらきら星」を演奏。今まで聴いてきた中で一番豪華に聞こえたかもしれませんね!

これを機に鍵盤楽器に興味を持ってもらったり、はたまたパイプオルガン奏者を目指す子がいればいいなぁなんて思います!

今回のジモティビティに参加してくれた7名の方、楽しんでいただけたでしょうか?ありがとうございました!
以上、第5回ジモティビティプログラム「パイプオルガンを弾きに行こう!」でした。