大空を舞う大きな凧 体験レポート

2022.4.2 AM8:30

凧作り交流 in キャンプ座間

大きな凧がつなぐ 異文化交流会

5月に開催される「相模の大凧まつり」に向けての大凧制作に毎週参加し、制作過程をお届けして参りましたが、今回はいつもとは違った作業にお邪魔させていただきました!

今回初めて開催されることとなった「凧作り交流 in キャンプ座間 相模原住宅地区」。凧を通じた在日米陸軍基地であるキャンプ座間コミュニティーとの交流会です!大凧制作とキャンプ座間との繋がりは、大凧に使用する竹を2006年より毎年キャンプ座間の敷地内から伐って使用させていただいたことが始まり。

昨年より在日米陸軍基地管理本部司令官に就任された、クリストファー・L・トムリンソン大佐は大きな凧に魅了され、相模の大凧文化保存会の方々と協力して今回の交流会が実現しました。
交流会には、相模の大凧文化保存会の方々と相模原市と座間市にまたがるキャンプ座間にお勤めのファミリー8組が参加されました。

思い思いの凧を制作

さぁ、いよいよ凧作りが始まります!

異文化交流会01

凧の顔となる絵柄は、参加されるキャンプ座間ファミリーの方が事前に和紙へ描いてきてくださいました。とても上手に描かれている漢字や日本のキャラクターなど、日本の文化に興味を持っていただいているのが良くわかります!視察に訪れていたトムリンソン大佐も作品を見た際に、日本の文化が反映されていることに驚いたようです。
凧を作る際に必要な素材はそれぞれ準備されており、凧作り名人 川崎さんの説明を聞きながら作業を進めていきます!

異文化交流会02

川崎さんは日本語で作り方を説明し、キャンプ座間に家族がお勤めの高校生ボランティアの女性2名が同時通訳で皆さんに伝えます。

異文化交流会03

説明を聞きながら、とても一生懸命に作っていらっしゃいます!

異文化交流会04

和紙に骨組みになる竹を貼り付け、糸を通し天高く上がるようしなりを付けたり…と、普段やらない作業ばかりで苦戦している様子も見受けられましたが、大凧保存会の皆さんがそれぞれコツややり方の見本を見せたりしながら凧を作っていきます。

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約2時間かけて、各々の凧が完成!

異文化交流会06

異文化交流会07


作った凧を大空に!

凧が完成したら、次は実際に大空へ揚げてみましょう!この日は天気もよく、快晴!お外で動くには快適な日でした。グリーンの芝生が気持ちいい、米軍相模原住宅地区の小学校のグラウンドで凧揚げ開始です。

異文化交流会08

凧を揚げる時は、ずっと走り回って揚げているイメージをお持ちですか?
実は、走るのは最初だけ!あとはコツさえつかめればあまり動かずに自由自在に凧を操ることができるのですよ!
参加された皆さんも走り回って凧を一生懸命揚げていましたが、保存会の方に凧が空に揚がった後のコツを教えてもらうと…風が止んでしまうまでずっと大空を舞い続けました!

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参加した子どもたちはもちろん、お父さんが結構楽しんで凧揚げをしていた印象が強いです。子でもの頃に戻ったような感覚だったのでしょうか。自分で作った凧を揚げることは格別だったようで、皆さん思う存分楽しんでいらっしゃいました!

相模の大凧文化保存会から素敵なプレゼント

この日参加された大凧保存会の方々から在日米陸軍基地管理本部の皆様へ、大凧のプレゼントがありました。

異文化交流会10

大きさは1間(1辺が180cm)のもので、題字には“大志”の二文字が。とても素敵なプレゼントに参加された方々は大喜び!
早速、この凧をみんなで大空に揚げます!大きな凧なので、ここは、凧作りにご参加くださったお父さんお母さん、基地管理本部関係者の方々や相模原市職員の方にもお手伝いいただきました。もちろん私も参加しましたよ!初めて揚げる相模の大凧にわくわくです。

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大凧保存会の皆さんにレクチャーしていただき、せーの!の掛け声で大人たちがダッシュ!「放して~」の声で凧の縄を離すと、大きな凧は空に舞い上がりました!

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周りで見ていた方々の歓声に包まれ空を舞う大凧。参加されている方々の心がひとつになり、とても素晴らしい交流会となりました。

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今回初めて開催された交流会は、大成功に終わりました!
トムリンソン大佐も、「想像していた以上に良い交流会になった」と笑顔で話してくださいました。今回は時間がなく一緒に凧を作ることはできませんでしたが、「次回開催が実現されればぜひ作ってみたい」とおっしゃっていました。
相模原市の本村市長も視察され、「イベントが開催されたことがとても嬉しく、日米交流を深める良いきっかけになるので、来年以降も継続していきたい」「“ものづくり”“日本の文化”を知ってもらう機会になり、交流を通してわくわくするような地域づくり・街づくりが出来れば」とお話ししてくださいました。